246話ぐらいから光秀さんの強固なる意志が主張され続けておりますね…それにケンが気付いてないのが読んでいて歯痒い( `°罒°)
歴史はどんどん進み、織田と本願寺の和睦により畿内にいた反織田派が四国に流れ込んだことで四国平定が出来なくなった長宗我部を討つべく、織田に降った三好康長が動き始めます。
康長さん、また律儀な人ですね。
上様のかなりのお気に入りとはいえ、たかが料理人との約束を未だに覚えていて声をかけてくださるとは。
康長さんが律儀者というのもありますが、ケンの人徳のなせる技とも言いますね。
まぁ「たかが」料理人ではないことは、康長さんが頭を下げていても声を掛けないのに、ケンが声を掛けたら反応してくださる織田家現当主の信忠さんの反応を見れば一目瞭然ですが。
事情を知らない人が見たら全く意味わからん状態でしょうな。
その信忠さんが上様に武田との和睦を進言しているのが( ; ; )
上様によると武田とのこれまでの和睦は武田を孤立させる為の策に過ぎないそうです。
長篠の戦いで馬場さんにも言われていましたが、勝頼さんは戦だけなら信玄公をも上回る強さを誇っている。
天下統一を成し遂げた後、海へ出る予定の上様とは違い、日の本を平定し続けなければならない信忠さんにとっての1番の脅威は武田勝頼であると。
だからこそ武田は今、滅ぼしておかねばならないのだと。
康長さんから上様の許可を取るよう言われたケンは上様の元へ向かう途中、武田を滅ぼすよう言われた信忠様とすれ違います。
軽く言葉を交わし、そのまま上様の元へ向かおうとしていたケンに辛そうな顔をしながら信忠様は言います。
「今 再び松姫の元に行ってくれぬか……っ」
いやもうこれ、ケンが断れるはずないじゃないですか〜〜〜。°(°´ω`°)°。
特にケンは信忠様にこっそり松姫とのことを教えてもらうぐらい信頼されて、上様の命で仕方なかったとはいえ一度その信頼を利用するようなことをしていますし…
だからこそ信忠様はケンに頼んだんでしょうね。
罪悪感を利用するというより、主命で仕方なかったことにすら言い訳せずに真っ直ぐ謝罪してきたようなケンだからこそ、織田家当主としては頼めないことをケンに頼んだのでしょう。
しかもケン、信忠様と言葉を交わす前に夏さんのことを考えているんですよね…
時間はかかったとはいえ想い人と添い遂げたばかりのケンが、これから起こるであろう想い人との悲劇をなんとか回避したいと願う信忠様の頼みを断れるわけが〜〜〜( ;˙꒳˙;)
でもそうするとまた望月さんが遠のくし…そうすると光秀さんが上様をををををををををををを
もう、望月さんが来い!!!щ(>д<щ)
史実では確か松姫は武田滅亡から何とか助かって信忠様のところへ向かっている最中に本能寺の変が起きたんでしたっけ…
ケン、止めてくれ_:(´ཀ`」 ∠):