前回お先に逝ったソリテールに引き続き…とうとう…逝ってしまいましたね…マハト…。
というかソリテールの死がなんかかっこよく見えてしまうのは、彼女が多分最期まで研究者としての人生を歩んだからなのかなぁと思いました。
命乞いをする事もなく最期までフリーレンを煽っていたのでてっきり恐怖心なんてものはないのだと思っていましたが、マハトに協力していたのはマハトを殺そうとして逆に殺されるのを恐れていたからという確かな恐怖心をお持ちだったようですね。
しかしその割には逃げるという選択肢を取らなかったんですよね。
人類の標的はマハトでソリテールは人類から認識すらされていなかったのだから、マハトに討たれるのが怖いならその場から去ればいいだけな筈。
なのに彼女はそれをしなかった。
命をかけてまで種の存続を願っているわけではないと言いながら結局は人間とエルフに討たれた。
もちろんソリテールは別に死ぬつもりはなかったと思うのですよ。
ただフリーレンとフェルン師弟が想像を上回る強さだっただけで。
それでもマハトとの戦いを恐れた時点でその場から去るという事をしなかったのは、恐怖心よりも種の存続の方を取れる魔族だったのかなぁと思いました。
今回わかったソリテールはただただ魔族という種を存続させたかっただけというのは何とも、研究者らしい考えだなぁとは思いました。
ここら辺は全知のシュラハトと考え方が似てますね。
やはり頭が良いと種全体の事にまで考えが及ぶのでしょうか。
ソリテールの言う「お友達」がどんな魔族だったのかが気になりますね〜
ただソリテールが魔王様をどう思っていたのか、明確には描写されなかったのが個人的には残念でした。
「あんなもの何も楽しくなかった」と言う割には魔王様の悪口を言わなかったのがワンチャンかなとは思っております。
で、マハトさんなんですが…いや、フリーレンが黄金郷を解除した時点でこれはグリュック様との再会クル━━━━(゚∀゚)━━━━!?ってなってはいましたがホントに来てくれて動悸息切れが(:.;゚;Д;゚;.:)ハァハァ
いや元々主従関係に弱いというのもありますが、これ、このグリュック様とマハトの主従であり悪友である関係がもう…もう…堪らん!!!!!!!
死が怖くて逃げ回っていたマハトが逃げるのを止めたのが悪友の側だったってそれだけであ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙ってなりながら、いや待てよ、これもしかして逃げ回っていると見せかけてグリュック様に会いに行ってんじゃね?死ぬのなら悪友の側で死にたい系の行動じゃね?という可能性もある事に気付いて更に(;´༎ຶ༎ຶ`)ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ってなりました。
一瞬元のタメ口に戻ったのにまた「存じております」とか最期まで敬語で、現れたデンケンさんを脅しはすれど実際には殺さなくて、グリュックさんも言葉では人質にされてんのに肩ポンして、この、この主従兼悪友の関係の尊さを尊いと言わずなんと言ううううううううゔゔゔゔゔゔゔゔゔゴフッ( ゚ཫ ゚)ゴフッ
これはもう…当分…マハトとグリュック様で頭がいっぱいですわこれ…
マハトは最期まで「悪意」がわからなかった。
それが多分ソリテールの言う「魔族としての性質」なんでしょうね…
それにしてもグリュック様の胆力凄まじいですよね。
私なら手負いの獣、例えば死にかけのクマとかに出会ったら一目散に逃げ出しますよ。
そういう人だから魔族と悪友になれたんでしょうね。
いやしかしマハトの「…存じております…」は効きました。
「悪意」のわからぬ種族が「悪意」をわかる種族の本心を理解していたってそれだけで爆発するでしょ読者は!
あ゙〜ダメ…もうホントまじ無理なんなのこの2人〜⁽⁽꜀(:3꜂ ꜆)꜄⁾⁾=͟͟͞͞