まさかまさかの望月さんとのオチに( ノ_ _)ノ=3 ズコ!っとなりました277話。
いやはやまさかそんな…こんな…主人公が何年も探し続けた人とこんなオチを迎えるとは…松田優作バリのなんじゃこりゃ!を叫んでしまいましたよ。
でもこれ多分このオチに持って行く為の望月さん探しだったのかもしれませんね。
ケンが望月さんを探しに飛び出さなければケンが饗応役をやっていて、もしかしたらそれだけで本能寺の変が起こらなくなっていた可能性もあるわけで。
ケンが知っている史実通りになる修正力とでも言うのでしょうか。
そういった力が働いたのかもしれませんね。
と言うか日本の義務教育を終えている人で本能寺の変も知らない人っているんです…か?
終えて…ますよね、望月さん?
特殊な環境で育ったとか?
機能不全家庭だったとか?
いや私もね、歴史はと言うか勉強全般苦手なので人のことどうこう言えないんですが。
勉強不得意者同士として「泣くようぐいす」の下りはすぐわかりました(笑)
あ、これ、ホトトギスと間違えてるなと。
砂糖と天草に出会った望月さんの反応が完全に23巻でジャガイモを見た時のケンのそれと一緒で、望月さんも今ではたまにしか仕事としての料理をしないとはいえやはり料理人なんだな〜と思いました。
何年も探し続けた望月さんという希望から引く事が出来るのもケンの長所でもあり短所でもあるんでしょうね。
私なら話だけでもしそうですが、奥さんから子供から夫と父を奪うわけにはいかないと、話をする事すらしないで立ち去れる人間だから敵味方問わずその人格を信頼されるのでしょうね。
「ただ一緒に焼かれるだけかもしれない」←ここ!
ここのケンやばくないですか!?
ケンは確かに人より胆力があり、何度も武器を向けられ、時には切りつけられたりもしましたがね。
松永久秀に道連れにされそうになった時からもわかるように、生きたいと願っている人なんですよ。
そんな人が「一緒に焼かれるだけかもしれない」と思いながらも「それでも戻れ!!」と上様の元へ向かおうとするって…!
9巻でもケンは「いずれ身を滅ぼすことになるかもしれない」と思いながらわざわざ信長の元へ戻っているんですよね。
その前に徳川や武田の元で働いていたにも関わらず。
あの時が丁度武田信玄が死んだぐらいで、今はもうすぐ本能寺の変という事で9年ぐらいですかね。
一緒に焼かれるだけかもしれないと思いながらそれでも戻ろうとするケンの心は、身を滅ぼすかもしれない、それでも、と思ったあの時から9年経ってもまるで変わっておらず、そりゃあ上様もめっちゃケンを重用するよねと思いました。