29話もいろいろ語りたいことがあるのですが!
ヒンメルとフリーレンの仲を見守り隊員として30話は非常に、非っっっ常に胸を打たれる話だったので30話感想を語らせていただきたく。
以下はコミック未収録話の感想です。
ネタバレがお嫌な方は読まないようお願いします。
今回の話なんだ〜〜〜!!!
ヒンフリ民を殺す気ですか!!
こんな、こんな、今までももしかしたらと思っていたことに決着がつくとは…
ヒンメルはフリーレンに久遠の愛情を抱いていたと…
こんな、こんな切ない展開ある?
好いた人は変わらぬままで、己はどんどん老いていく…
「いいや」と言った時のヒンメルの顔だけで1日天井を見上げて過ごせますわ…
フリーレンが寂しくないよう各地に銅像を立てたのはもちろんそれが1番の理由なんでしょうが、もしかしたらこれからまだまだ長く生きるフリーレンに忘れて欲しくなかったからかなと思ったり。
サンデーうぇぶりにあったコメント。
私これ禿げ上がるほど同意なんですが、フリーレンって「仲間」としての感情はまだ豊かな方なのに、ヒンメルからの恋愛感情には「どうでもいい」で片付けたりする=ドライなのは、寿命が10倍は違う種族の生きていく為の防衛本能なんだろうなと納得しまくりました。
フリーレンの紹介欄に「ドライ」とあるのもその防衛本能の現れなのでしょう。
この先フリーレンが無意識に押し込めた感情を発露させる時が来たとしても、その感情を向けるべき相手はもうこの世にはいないんですよ…ならこのまま自覚していないってことにするべきなのかもしれません。
なにこの切ないマンガ。
そしてこの事実…花言葉はわからなくともフリーレンの中のヒンメルへの感情は仲間としてではない特別な想いがあって…なにこの切ないry
そして30話ではなく29話の話になるのですが、フェルンがいつもと違いましたね。
ハイター様との約束で「いい子」にこだわるフェルンがシュタルクをやたらと追い詰めたのはもちろん、シュタルクからの「久遠の愛情」が欲しかったからでしょうね。
こんなワガママ全開になったのはもちろんザインの言うとおり若いからってのもあるでしょうが、ヒンメルとフリーレンの関係をわかっていたからではないかなと思ったり。
だからこそ30話では花言葉をフリーレンに伝えたり、「それでも大事なもの」だと言ったりしたのだと思うのです。
互いに想い合っていたのに種族の違いで一緒になれなかった2人を見て好きな人=シュタルクには自分をわかって欲しい願望を突き付けたのかもしれないと思いました。
まぁここらへんは完全に妄想ですがw
30話まで読んで1話を読み返すと切なさ全開になりますね。
ヒンメルは死期が近いのをわかっていたのにそれでも最期までフリーレンのことを仲間扱いしたままで。
10年の間に指輪を贈ったりはしたけど…という事情もあるんでしょうが。
ハイターの「ヒンメルは幸せだった」が響きますな。
ハイターはヒンメルの気持ちに気付いてそうですがどうなんでしょう。
だからヒンメルの葬儀で「ヒンメルは幸せだった」と言ったのかなと。
ヒンメルの想いを代弁するわけにはいかない。
けれどフリーレンには知っておいて欲しい的な気持ちの最大限の言葉が「ヒンメルは幸せだった」なのかなと思いまして。
もちろんヒンメルの死に対してのフリーレンへの言葉もあるでしょうが。
ここも妄想ということで読み流してください。
私がこのマンガにハマったのは9話の「撃て」だったのですが、30話はそれ以来の衝撃回でしたね…
もちろんコミックはもう持っているので(電子の方ですが)これからはサンデーも注目したいと思います。