貴腐人の感想と日常

キャラクターを性別問わずカップルにするのが好きな人間による作品感想がメインのブログです。 作品感想以外のことも記事にします。

Thisコミュニケーション48話まで

前々から名前は聞いた事があった「Thisコミュニケーション」を読んでみました。


いや〜ヤバい漫画ですね〜
何がヤバイって主人公(彼は主人公という認識でよいですか?)の合理主義具合ですよ。
最初に読んだ時は何だこのシリアルキラーと思いましたが、己の心理的欲求の為に殺しているというよりは合理主義が徹底しているが故の犯行なのがシリアルキラーとは少し違うかなと思いました。

 

以下は印象に残った所だけ綴った初見感想です。

 

 

●4話
「30分目を離しただけなのにまた殺人事件が起きてる…」

>めちゃくちゃ笑いましたw
こういう苦労キャラは応援したくなります。

 


●5話
「俺は…何から殺せばいい!!?」
>こんなにおかしいモノローグ初めて見ましたw

とりあえず殺し以外で解決できませんかね( ꒪່-꒪່ )

 


●8話
○なんだかチェンソーマンの岸辺先生との戦いを見ているみたいでしたね。
不死身相手だからこそ出来る訓練というか。
いや岸辺隊長と比べてはいけないのですが。

 

○「あれ偶然だったのかよ!」

>今まで何度も殺し、今も殺そうとしている人間相手への言葉とは思えないのが…もう…笑うしかないですw

 

○自分を今正に殺そうとしている相手に敗因を聞くむつを見ていると、むつは経験さえ積めばデルウハになれるんじゃないかなと思いました。
つまりデルウハはいらないのではないか(ゲンドウポーズ)

 

○主人公が暴力を受けているのに相手の方を応援してしまう漫画を読んだのは初めてですw
「よみやれ!そこだ!」って声に出してました。

 

○未熟だからこそ今の理不尽を耐えて殺される事を受け入れなければいけない世界、つらいですね。
何この世界。
作者は諫山創先生のお弟子さんとかですか?

 

○「全部忘れさせてやる」

>慈悲深い笑顔を浮かべておりますが、部下を何回も殺しているやつの発言です。

 


●9話
人間様の都合などおかまいなく迫りくる脅威を向かい撃とうとするデルウハを見ていると、デルウハと比べたらまだ人の心が残っている所長がデルウハに従うのも無理はないかもしれないと思ったり。
やはりこの世界が一番悪い。

 


●10話
デルウハって本当に主人公ですよね?
実はラスボスとかないですか?

 


●11話
○「入るタイミングが分からない…!」w
所長の面白つっこみきましたw

 

○3回も止められた吉永くんよw

 

○所長…あなたも漢だったのですね…
デルウハが悪魔だと知っていながら、それでも彼に従うしか道がない事を知っている大人…つらい。

デルウハを「悪魔」と呼称しながらちゃんと「我々」と言ってる所もね…
悪魔はデルウハだけではない事を自覚している。
親鸞聖人の善悪感を思い出しました。
誰でも人を殺す縁が整えば人を殺してしまう。
所長は人を殺してはいませんが、子供に不死身の身を与えて戦わせ、その子供を何度も殺すような男に従っている。
だから「我々」なんでしょうね。

 

○即答するデルウハw

 

○「そうしたいのはやまやま」w
所長もやっぱデルウハ側w

 


●12話
○主人公()の首がこんなに長いこと取れてる漫画を読むの初めてです('ω')三( ε: )三(.ω.)三( :3 )三('ω')

 

○8話を読んだ後に見るとこの展開は複雑ですね〜

 


●13話
○デルウハの本名?きましたね。

 

○事情は省くが〜で笑っちゃいましたw
だろうねとしかw

 


●14話
ここまでくるといっそ美しいというか、このまま悪の花道をつききって欲しいですw

 


●15話
○せっかくいい感じだったのに「このくそ野郎がーーー!!!」でくそ笑いましたw
いいぞ、もっと殴れ‾͟͟͞(੭ ᐕ)=͟͟͞͞⊃)`д゚)・;’.

 

○くそ野郎でもオスカーにとっては好きな男だったんですね…妙な魅力があるのは確かですものね。
いや実在したら絶対関わりたくない人間ですが。

 

○ここに来て吉永!
そういや吸収されてましたね。
と思ったらむつ!
忘れてなかった!
そういう体質とか…?
吉永とデルウハに似た所があるむつが組んでデルウハを確実に殺そうとする今後の展開にワクワクします。

 


●16話
○むつがデルウハへ抱く感情って人が羆とかに抱く感情と同じなんですね…………わかる。
人を殺す事に対して余りにも躊躇がないですものね。
しかも殺す動機は快楽とかではなく徹底した合理主義。
こんなん駆除しなきゃ…!ってなりますよね、わかる。

 

○多数決殺人事件ってそういう…

 

○っていうかむつのお父さん…不死身ではないですよね…やはりデルウハは駆除しなくてはいけない。

 

○と思ったらお父さん生きてた!

 

○「お 前 覚 え て る な」
>ホラー漫画かな?

 

○エンガディナーの時から気付いていた…だと!?
しかも約束させたのも記憶があるからって…
いやもう本当この主人公…駆除しなくては(決意)

 


●18話
○吉永きました。
この人なんだかんだとFF10シーモアみたいになりそうですね。

 

○後ろを向いて砲を当てるデルウハ、怪物かな?

 

○「だからってその辺に死体捨ててあんだけそれらしく言い訳するのは異常だっつってんの!!」
>ごもっともです。

 

○しかし死体を引き上げた事といいこう、なんか、吉永の意思を感じますね。

 


●19話
「いちこですら避けた」
>いちこの顔w
耳を塞いでくれるいつかよw

 


●20話
○扉絵がしんどいです。

 

○合理主義の怪物の右目ゲットー!
獲ったどー!
よくやったむつ!
後は手とか足ですね!

 

○宗派が違うは笑うw

 


●21話
○「そりゃあ気まずいよ」w
>この漫画、どんだけシュールな笑いを提供してくれるんですかw

 

○吉永のつっこみがいちいち面白いw

 

○むつが吉永の事をバラしたのには理由があったんですね。
怪物を殺すのはむつであって欲しい。

 

○「本当に目的の為なら手段も手間も惜しまない人だな」w
>その後の所長とのやり取りがいいですねw

 

○「知識と画力のバランス」w

 

○「殺人鬼がいるぞー!」
>お 前 が 言 う な

 

○本物の悪魔でございます!
>その通り!

 


●23話
○「大義がありゃあ人は人を討つもん」
>正に親鸞聖人の「誰でも人を殺す縁が整えば人を殺してしまう。」ですね。

 

○「最初に死ぬのは俺」
>よくわかっていらっしゃるw

 


●24話
最低の「殺らねぇか?」がまさか主人公の口から出るなんて思わないじゃないですか。
いや出るか。
この主人公なら。

 


●27話
デルウハの目治っちゃいましたね…
という事はこれむつの作戦はどうあがいても短期決戦でないといけないのか。


●29話
○悪魔(デルウハ)の本領発揮といいますか。
首を落とされるぐらい憎まれている相手を説き伏せましたよこの悪魔。

 

○「ショッキングな死体ガチすぎじゃない?」
>ww
人を一切の躊躇なく殺してきた怪物の感想がこれw

 

○デルウハは悪魔で怪物であるわけですが、吉永のようにデルウハに救われた人もいるんですよね…
デルウハに殺されたにも関わらずに愛し続けたオスカーといい、本当に妙な魅力のあるやつです、デルウハは。

 


●30話
○「誇りを持った環境破壊」は笑うw

 

○死ぬ刻は一緒のようだな
>あ、悪魔だ…
吉永、生き返って倒して!

 


●31話
○「まだ殺すような時間じゃない」
>まだ慌てる時間じゃないのパロディですかw

 

○「反論が難しい」w

 

○「あのクソ野郎
首が落ちても説教を続けていやがる!」
>いいぞ吉永!
その調子でデルウハを無効化しろ!

 


●32話
「今
私達を殺そうと考えているかいないか
それが私とあんたの違いよ!」
>それ。
正にそれなんですよ、よみさん。
もっと言ってやって。

 

○勝った〜!
デルウハに!
勝った!
ハントレス万歳って、何年も寝てたの!?

 


●33話
○「クイズ出してたの」w

 

○1ヶ月半か〜
その間にこの7の子がここまで大きくなったのですね。

 

○「ひでぇ話だ」
>お前が一番酷いって自覚あります?

 

○「例え俺に敵愾心があろうとも」
>デルウハの効率厨ここに極まれりって所ですね。
こういう所がね〜
なんか惹かれるんですよ。

 


●34話
○「俺は最初からお前を使うつもりだったぜ」
>悪魔具合はご健在のようで何よりです(*ˊᵕˋ*)ノ"

 

○「この出方した方が驚く事あんの?」
>ツッコミスキルもご健在のようでw

 


●35話
「やりかねん」
>読者もそう思います

 


●38話
○「1日分多く飯が食えるからな」
>ヒロインはパンとサラミ(byピエ郎さん)って本当だったんですね!

 

○「いい加減にしとけよマジで」
>wwww
デルウハがww
犯人じゃないパターンがあったとはww
この漫画ってギャグ漫画でしたっけw

 


●39話
○「お前俺のこと四肢を落として檻で飼うって言ってたよな?」
>もうそのままよみに飼ってもらっといてくださいw

 

○「全員抱いた」w
>この漫画でまさかこんな言葉が聞けるとはw

 

○この漫画ってギャルゲーでしたっけ?w

 

○()の中が酷すぎるw
よみ、檻に入れといて(    ˙-˙    )

 


●40話
ここまで読んでようやく「Thisコミュニケーション」というタイトルの意味がうっすらわかったと言いますか。
主人公のサイコっぷりを楽しむ漫画ではなく、サイコな主人公が感情を得るまでの話なのかもしれないなと思いました。
いや、サイコっぷりで楽しませようとしている感もありますけどw

 


●42話
○「この状況で」w
いやもうここまで来たらギャグ路線を突っ走って欲しいw
デルウハを無効化したいなら食い物がいいのかφ(≖ω≖。)メモメモ
まぁヒロインはパンとサラミですものね。

 

○こんな手に引っかかったのか!!
> 主人公がサイコで良かったと思った漫画は初めてです。

 


●43話
イペリットが自我を持つという驚愕イベントさえも戦略に取り込む主人公w
もうこの人がラスボスでよくないですか?
それでどうやってラスボス倒します?

 


●46話
39話のギャルゲーにそんな理由が…
怪物でも引く事ってあるんですね。
これが合理的に人を殺してきた事の弊害なのかどうか。

 


●47話
○感謝する部分もあるとはいえ早送りした未来を止める為に残ってくれるハントレス達よ˚‧º·(  `っᾥc  )‧º·˚

 

○合理的殺人者が人を殺さない道を選んだ…だと(; ・`д・´)ゴクリ

おめでとうハントレス!
良かったね、よみ!

と思ったらイペリットが…

この世界に救いはあるのか。

 


●48話
ええ…
えええ……
ええええ………
いやいやいやもう…
ええええええ…………

 

所長のデルウハ所感が全てですよねぇ(現実逃避)


愛も情もないのに心を惑わす甘言を吐く事の出来る悪魔という存在の証明の為に、最初に出てきたタバコというアイテムを最後にこのように持ってくるのも本当、上手いと言いますか。

こんなに破綻した倫理感の持ち主を主人公にして、ここまで魅力的に描き上げた六内先生の手腕に脱帽ですわ。

 

私としては所長のキャラクター性が一番魅力的だったのでここでの退場はかなり残念ですが、デルウハと言う悪魔と契約した所長の最期としては納得の最期でした。

 

次で終わりという事で、この悪魔の物語をもっと見たいという欲求と、この怪物に引き摺られて破壊されつつあった倫理観がこれで戻ってくる事への安堵感、両方あって正直複雑です。