そう言えばあらすじぐらいしか知らなかったな〜と読んでみたらとても面白かったです！
ベルセルクは特にガッツが好きでガッツの何が好きかというと、育った境遇からは考えられない程の他者への思い遣り、圧倒的な強さ等々いろいろあるのですが、「生きる事を諦めない姿勢」にも惹かれたんですよね。
その事を話すとオススメされたのがガンツ。
主人公の玄野計が正に「生きる事、勝つ事を諦めない」キャラクターという事でワクワクしながら読みました。
買って大正解なマンガでした🎉✨😆✨🎊
計ちゃんは本当に勝つ事、生きる事を諦めないキャラでかっこ良いです。
その諦めない姿勢は加藤はもちろん、鈴木さんやレイカちゃん、稲葉、桜丘さんや岡崎氏等々多くの人に影響を与えていますよね。
和泉すら嫉妬している風な描写があるぐらいですから相当です。
ガッツもそうでしたが、計ちゃんがこんなにも敗北や死に立ち向かえるのは家庭環境が原因なんですかねぇ。
もちろん持って生まれた素質みたいなものもあるのだと思いますが。
それにしたってスーツなしで田中星人を殺し、かっぺ星人の時は鈴木のおっちゃんと和泉の助力があったとは言えほとんどの星人をスーツなしで殺ってしまうって本当すごすぎますわ…
スーツなしでこれだけ殺れる人間がスーツありならそりゃ巨人にも勝てますよね。
計ちゃんの生きる事への天性の才は1巻から始まってますね。
「普通の高校生」として登場している主人公が、ヤンキー高校で常に気を張って生きている加藤を差し置いて、何の説明もされていないのに「誰を」参考にすればいいかを瞬時に判断している。
あの雑多な人種の中で中坊こと西を選んで指標にし、加藤にどうするか聞かれて「大丈夫」と答えてるんですよね。
そして転送が始まったら慌ててスーツを着用した。
これから何をさせられるか全くわからない状況で正しい選択を取っているのですよ、1巻の時点で。
18巻213話ではスーツがオシャカになったのに、そんなこと気にも止めずにオニ星人に向かって行ったり、その精神性にとにかく敬服します。
3巻ではあんなにスーツがない事を怖がっていたのに。
20巻236話ではスーツどころか銃も記憶もないのに、弟からの情報（太陽光が致命傷になる）のみでその時の計ちゃんにとって得体の知れない吸血鬼に立ち向かい、ほとんどを殺す事に成功しているのもヤバすぎる…
記憶は途中で取り戻していますが、それまでは命のやり取りをしていた事すら忘れていたんですよ。
現に吸血鬼を殺すまでは震えていましたし。
そんな一般人同然の状態で己の命を狙う輩のほとんどを返り討ちにするとかもう、こいつ何なの？としか言いようがありませんでした。
現に氷川は記憶を取り戻した後の計ちゃんに対してですが、「アイツ…人間…だよな」と呟いていたり、吸血鬼に人間かどうか疑われるスーツなし主人公…ヤバすぎる( ; ･`д･´)…ｺﾞｸﾘ
28巻307話の学校の屋上で絶望な状況を眺めながら思う事が「絶ッ対ェあきらめねェ！！」ですからね。
計ちゃんは仮に50億年後の太陽の赤色矮星化に居合わせたとしても諦めないんだろうなと思えるシーンでした。
「普通の高校生」はいくら前情報があったとしても、複数の人外に命を狙われてほとんどを返り討ちにする事なんて出来ません！ってツッコミました。
加藤は計ちゃんのこと好き過ぎじゃありません？w
弟の事も大好きですが、弟と同じかそれ以上「計ちゃん」って呼んでる気がします。
確か1巻で14回でしたか(」ﾟ□ﾟ)」＜ｹｲﾁｬﾝ
呼び過ぎじゃありません？w
まぁ計ちゃんの方も加藤好きだと思います。
でないと小学生加藤しか知らない1話の計ちゃんが、身長が190cmにもなり髪型も変わって見かけヤンキーになった幼馴染を横に立っただけで見分けるなんて事できないと思うのですよ。
この身長差も堪りませんよね。
加藤の横に立つと小さく見える計ちゃんですが、男子高校生の平均身長（165〜168cm）ぐらいはあるようですし、決して低くはないけれど横に立つと低く見える方がでかい方から憧れの眼差しを向けられているというこの尊さ( * ˘ཀ˘🙏
それもこれも加藤というキャラが高校生になっても小学生時の憧れの存在を憧れのまま抱き続けている事から成り立つんですよね。
やはり加藤は受だと思います( • ̀ω•́ )ｷﾘｯ✧
ところで計ちゃんと加藤のカップリング名てなんなんですかね？
玄加？計加？計勝？
これは…
お前がママになるんだよ案件…( ﾟдﾟ)ﾊｯ!
1巻の加藤の「計ちゃんどうする？」とか、3巻31話の「計ちゃん…」とかも好きなんですよね〜
リーダーシップのある加藤が計ちゃんに判断を仰ぐとか、どんだけ計ちゃんの事好きなんですかって話で。
4巻36話では計ちゃんも加藤に「どうする加藤？」って聞いてますし、お互いが判断を仰ぐ存在なのが最高です。
3巻と言えばスーツを忘れて加藤にどうすればいいか聞く計ちゃんに「俺は自分の命より計ちゃんの命を優先するからさ」と言ってのける加藤さんマジ自重しろ。
なんだその公開告白。
とても巨乳女子に抱きつかれた状態で言う男子高校生の台詞とは思えない。
一方の計ちゃんもクラスメイトからカツアゲの相談をされた時に思い浮かべる親友が加藤だったり。
相思相愛ですね。
6巻70話の明らかに自棄を起こしている計ちゃんに対して一度は止めるものの、最終的に「子供の頃そんな顔よくしてたな。昔の計ちゃんぽいよ」と言って1人で大仏に向かわせるのもヤバいですよね。
このやり取りから加藤は小学生の頃の「俺の憧れの男」を求めているのかなと思ったり。
だから生きている事が前提だけど、計ちゃんの無茶なら許してしまう。
憧れの男はちょっとやそっとの苦境は跳ね除けてしまうし、そんな男だから憧れたんだという声が聞こえてきますね。
そう言えば同じく70話でガンツの戦いに知らずに巻き込まれたおいちゃんの事を計ちゃんは「ほっとけよ」と言っていたのに、加藤が死んでからは誰も死なせない戦いをしていくんですよね。
9巻97話では殺すべき星人にすらトドメを刺すのを躊躇うんですよ。
加藤の顔を思い浮かべながら。
そして9巻102話でチビ星人が学校に襲撃して来た時、一度は逃げたのに引き返すんですよね。
「これでいいんだろッなァッ加藤ッ」と言いながら。
どんだけお互いの精神に影響し合っているんですかって話で。
13巻151話でリーダーに指名された時に頭の中の加藤に問いかける計ちゃんも良いですね。
計ちゃんの中でリーダーと言えば加藤なんですよ。
そしてそこから加藤ならどう動くかで行動指針を示すようになる。
加藤なら「弱い者からまず守る」とか。
14巻161話で全員の生存確率を上げる為にミッション外で集まって訓練する事を提案する計ちゃんの顔に加藤が重なってんの、腐女子的には100点満点でした💯
早く付き合っちゃえよ 壁|д･) ﾎﾞｿ…
21巻238話で計ちゃんが死んだと聞いて当然のように「俺がケイちゃんを再生する…何年かかッても！！」と言ってのける加藤さんに俺達の加藤が帰ってキターッ!!(σ´³`)σヒュ〜♪ってなりました。
やはり加藤はこうでないと。
もうずっと計ちゃん計ちゃん言っといてくだちい。
21巻239話で桜井くんが「いつの間にかあの加藤ッて人…リーダーっぽくないスかッ」って言っているのも良いですね。
加藤は計ちゃんに憧れて計ちゃんを目指して人助けをし続けた結果、今の加藤になった。
その結果が加藤をリーダーたらしめたのだとしたら、その礎に計ちゃんが居るということに。
今の加藤=計ちゃん。
つまり2人は一心同体。
よし、ここに教会を建てよう✝️⛪♪✝️⛪♪✝️⛪
22巻256話では1体で100点の星人がいると聞かされて「一発で…計ちゃんを…」って考えている加藤くんの計ちゃん至上主義具合が最高です∑d(d´∀`*)ｸﾞｯ！
だってこの時点での加藤は一度も100点を取った事ないんですよ。
そんな奴が1体100点も付けらている星人に挑もうなんて…
しかもその目的が今現在も生きている弟の命がかかっているとかではなく、もう既に死んでいる親友というこの。
坂田師匠の言葉で一度は諦める選択肢も浮かんだ筈なのに、256話ではもう計ちゃんの為に無謀な挑戦をしようとしている計ちゃん大好き人間どうにかしろ。
もっとやれ( ˶ˆ꒳ˆ˵ )
すごく贅沢な願いなのですが、大阪編に計ちゃんが居たらどうなっていたのか見たい…
正直ガンツという作品の中で一番の絶望を味わったのがぬらりひょんが岡八朗の遺体を持っていた時だったので、その時に生きる事、勝つ事を決して諦めない計ちゃんが居たらどうなっていたのか非常に気になるんですよね。
27巻292話で同じコマ内で戦う久しぶりの計ちゃんと加藤に非常に興奮しましたε٩( ºωº )۶з
思えば計ちゃんと加藤が共闘したのって千手観音より前とラストミッション以後だけと言う…
そんだけ一緒なら充分かもしれませんが、腐女子的には全然足りないのです_(´ω`」∠)_
が、29巻314話で強制転送された計ちゃんが即刻加藤を見つけた事や、計ちゃんに名前を呼ばれて即刻駆けつける加藤だけでもまだ生きながらえれるので良しとします。
と思ったら何と！
315話で異星との戦争に巻き込まれた事を理解した計ちゃんと加藤が「加藤！」「計ちゃん！」と互いの名を呼び合っていたので爆発しました（私の脳が）
317話では自分も絶体絶命なのに計ちゃんが狙われていると伝える安定の加藤さん。
まずはご自分の心配をなさってくださいませんか。
無理か。
知ってた。
そんな計ちゃん至上主義の心配を余所に立ち向かおうとする計ちゃんよ…
お前は何でそんないっつも勝とうとするんですか。
その精神力はどこから来るんですか。
でもこれ多分加藤は喜んでいる部分もありそう。
憧れの男の勇姿を側で見れるわけですから。
ここからしばらくはオリジナル計ちゃんと加藤の絡みがないのが辛い（ ;ᯅ; ）
しかし最終巻。
最終巻で特大の爆弾を落としてくださいました。
380話でまさか、まさかの小学生時代の計ちゃんを思い浮かべながらの「俺の憧れの男」発言きましたこれ！
計ちゃんはもうタエちゃんばっかりですし、加藤の方はレイカの彼氏の方と一緒にいますし、ちょっと諦めていたんですよ。
それが男子高校生である加藤が同い年の同性に対して「俺の憧れの男」て…！
妄想するしかないじゃないですか腐女子は！
こんなマンガ読んでしまったら！
更に加藤は「憧れの男」がピンチに陥っているのを見て何をする気が理解し、その手助けの為に杏ちゃんを転送してから駆けつけるぐらいには計ちゃんの優先順位が高過ぎて笑いましたけどねw
その前に杏ちゃんから「行かんといて」って言われているにも関わらず！
しかしコピー計ちゃんとのやり取りも好きなんですよねぇ。
34巻354話で計ちゃんが1人残る事を選択した時に加藤は「待ってるかんな！」と言ったんですよね。
千手戦での計ちゃんを思い浮かべながら。
俺の憧れの男ならやり切ると。
そんな加藤に吉川が「いいのか！？」と聞いているのには笑いましたw
吉川と加藤が知り合ったのって31巻で、31巻から34巻てそんなに時間経ってないはずなんですよ。
具体的に何日経ったかは描かれていませんが。
そんな短い付き合いでもう加藤が計ちゃんガチ勢な事を見抜かれているのがw
見抜かれれている、というより加藤の計ちゃんファンっぷりは誰が見てもわかるぐらいと言った方が正しいのかもしれません(˶‾ ⁻̫ ‾ ˵)
加藤は自分が死ぬかもしれない戦いの時には計ちゃんの事を思い浮かべるのも良き…
千手観音の時は小学生時の計ちゃんの「おまえはどっかで負けるかもって思ってんだよ。そーゆー奴は負けんだよ」という言葉を思い出すんですよね。
それからは「俺は勝つ！！」と強く思い、結果 相討ちになる。
ぬらりひょん相手に最後の一発を撃つ時（25巻278話）は、まずは歩くん、そしてこの時は死んでいる計ちゃんを思い浮かべてから撃っている。
それは計ちゃんも同じで、2巻で自分が死んだら悲しんでくれる人として加藤を思い浮かべ、そこから小学生時の自分を思い出してネギ星人（大）に立ち向かっていく。
この時の計ちゃんを加藤がしっかりちゃっかりと見ているのがポイントですね。
そして憧れの男が「マジカッコイイ」所を披露してくれているのを嬉しそうに見つめ、ピンチの時には駆けつける。
計ちゃんは加藤と結婚するべきだと思います( ˙-˙ )
そもそも1巻で加藤と再会した時から計ちゃんは実は元に戻ろうとしつつあったんじゃないでしょうか。
その時は無自覚だった気もしますが。
だから加藤と一緒にホームレスを助けた。
1巻の計ちゃんは加藤からしたら「変わった」んだけど、計ちゃんのおかげで変わろうとしていた加藤を見て計ちゃんは「カッコイイとチョッピリ思ってしまった」事からもわかるように、計ちゃんには加藤が必要で、加藤には計ちゃんが必要なんですよ。
その加藤の「変わった」発言もいいですねぇ。
宇宙兄弟で弟の悪口を言った上司に頭突きしてクビになってた兄を奮起させた弟のようでニマニマしました( *¯ ꒳¯*)
そう言えば日々人もムッちゃんの事を「尊敬する人」の欄に書いていましたっけ。
「変わった」という言葉は下手したらお前に今の俺の何がわかるんだ案件ですが、計ちゃんにとって加藤との再会自体が元に戻る為の条件みたいなものですから必要な言葉だったと思います。
鈴木のおっちゃんも12巻で初めて計ちゃんに会った時から「私で助けられる？」と加藤みたいな事を言ってくれていたり、「頼もしい感じがする」という理由で計ちゃんに付いて行ったり…
和泉の銃殺事件で落ち込んでいた所に「君に生きる力を感じるよ！」と言ってくれる人は貴重でしたでしょうね。
この時は特に加藤が居ませんでしたから。
そこからの13巻147話のタイトルが「迷コンビ」なのも(・∀・)ｲｲ!!
13巻148話で他の人が死ぬからと計ちゃんの指示を無視した鈴木のおっちゃんに怒るでもなくじっと見つめる計ちゃん、描写こそないものの、おっちゃんに加藤を見たのかなぁと思うと萌えますね。
Tレックスの前に投げ出された時にはおっちゃんの言葉を思い出したり、計ちゃんにとってのおっちゃんもかけがえのない人だったんですよね。
この時「俺は不死身だ」と自分を鼓舞する計ちゃんを見て某アイヌマンガの主人公を思い出したり。
いや、まぁガンツの方がだいぶ前の作品なんですが。
17巻195話でおっちゃんは「この世界でこそ光る才能を玄野クンは持っている人なんじゃないか」と思っているの、これこそ加藤みがあるけれど加藤ではないキャラとしての特徴かなと感じました。
これ計ちゃん自身が既に5巻54話で感じていた事なんですよね。
才能云々というよりも「早くあのマンションに行きたい」と呟く程度なのですが、計ちゃんの事を昔から知っていてどこかヒーロー視している加藤はどちらかというと「この世界」で光るというより「全ての世界」で計ちゃんは光っていると思っている節があるので（だから1話で計ちゃんは嬉々としてホームレスを助けるのを手伝ってくれたと思っていた）、ここら辺はさすが年の功ですよね。
18巻211話で諦めようとする稲葉が決して諦めない計ちゃんを「あいつ何考えてんだこんな状況で…」と思っている一方、おっちゃんは「私にはわかる。玄野クンの見ているモノは一つ…」とか、この時点での完全なる相棒で加藤、早く帰って来ないと相棒ポジション死ぬよ、と思ってました。
計ちゃんが吹き飛ばされた後にもおっちゃんは「私たちならやれる！！」とメンバーを鼓舞したり、18巻は加藤早く来ないと（ryと呟きまくりました。
19巻226話では記憶をなくした計ちゃんに「ありがとう」って言ったり…
そのおっちゃんの死を確認した計ちゃんの絶望たるや…
27巻297話の「おッちゃん出せッてェッ」が悲し過ぎて精神ヤられましたわ。
本当、なんで死んだんですかおっちゃん(੭ु `;ω;´ )੭ु⁾⁾
近くに居た加藤が転送され始めているのをわかっていてまだ稲葉を殺した星人を攻撃し続け、遂には殺し切りましたからね。
やっぱり計ちゃんの諦めない姿勢は半端ないです。
