貴腐人の感想と日常

キャラクターを性別問わずカップルにするのが好きな人間による作品感想がメインのブログです。 作品感想以外のことも記事にします。

アニメガンツ13話まで

全26話中とりあえず1クール分、13話まで見てみました。


リップスライムの楽曲によるオープニングがかっこいいですね〜

特に計ちゃんの階段ジャンプは気分が上がります。

今の所2パターンぐらいあるのかな?

初期と、鈴木(田中)星人のやつと。

仏像編のもありそうですね。

オープニングの終わり、始めは計ちゃん1人だったのが鈴木(田中)星人のやつでは加藤と岸本が加わるのも良いです(・∀・)


エンディングも素晴らしい。

ラストキスって多分 仏像編の北条と貞子、岸本と加藤の事だと思うので、合っている歌を起用してくださった事に感謝です。

絵も良いですね。

計ちゃん、加藤、岸本の順に歩いていて、最初は岸本が、その次に加藤がいなくなる。

その事に気付いた計ちゃんが最後に項垂れる。

ラストキスが流れる中でのこの映像にはお見事としか言えません👏👏


内容は13話までだと【原作>>>(超えられない壁)>>>アニメ>>>実写>>>GANTZ:O】って感じです。

最初に原作を読んでどちゃしこハマったからでしょうか。

やはり私にとってのガンツは原作が至高となります。

さて以下の感想には腐女子要素が含まれております。

苦手な方は読まないようお願いします。


















2話で加藤が岸本に上着をあげた後に計ちゃんの肩に手を回しながら去って行くシーン。

計ちゃんもこの場から去ろうという加藤なりの何気ないメッセージとしての描写なのでしょうが、原作にはなかったボディタッチだったので腐女子歓喜しました。

6話では叔母さん宅に居て、側には歩くんもいるのに計ちゃんの事ばかり考えているのも最高でしたねd=(´▽`)=b

当の計ちゃんはコンドームを買っている最中だったので思わず「そのコンドーム、岸本に使えないなら加藤に使いましょう」と思ったりもしました。

アニメは全体的に計ちゃんと加藤の絆を丁寧に描いてくれているかな〜と思った所での9話。

恐らく尺稼ぎだと思うのですが、西が吉本新喜劇の未知やすえさんバリにその場に居る1人1人にダメ出しをし、中島を銃殺してさっさと転送されるシーン。

原作ではあそこで加藤が計ちゃんに「俺は自分の命より計ちゃんの命を優先するからさ」と言った台詞があるのですが、そこが削られておるのですよ……

西の未知やすえ劇場で尺稼ぎしている暇があるならそこは削らなくてよくない!?と思いましたね。

あそこは加藤という男子高校生が巨乳女子を側に侍らせながら(侍らせてはいない)言う、すごいシーンなんですよ。

男子高校生ならやはりそういう事ばかり考えてしまうでしょうに、巨乳で可愛い女子に近寄られながら言う事が自分より親友の命を優先するという宣言…

そんな加藤から計ちゃんへの何よりの愛の告白をカットするとは何事ですが!

監督の全体毛をカットするぞコノヤロオオオオオオオオ(✂'ω')✂ってなりました。

まぁ結局 計ちゃんは「生きる力」を発揮して生きて帰って来ますけども。

しかも高得点を獲得しながら。

そういう所に加藤も惚れたんですなぁ(・∀・)

でもまぁ11話で計ちゃんが岸本に「加藤は撃たない」と言ったのは良かったです。

俺は加藤の事よくわかっている自慢かな?いいぞもっとやれと思いました。

13話で鈴木星人のボスを倒した後、原作では加藤は岸本といちゃつきながら計ちゃんと話すのですけれども、それがなくなって計ちゃんが無事であった事に泣いている描写に変わっていたのでこれでもうチャラに……は、出来ませんが、これらはこれらで大変美味しくいただきました\( *´ω`* )/


そう言えば田中星人が鈴木星人に変わってましたね。

実写では思いっきり田中星児さんの歌を流していましたけど、アニメだと許可が下りなかったとかでしょうか。

その割には「裕三君?」が変わっていなかったり、田中星人じゃなかったら「裕三君?」の問いかけが意味不明な事になるのですがそれはと思いました。


それと西の死因が自殺みたいな描写があったのですが、原作だとどうなんでしょう。

原作だと1人を除く同級生達から殺人行為を受けていたので、私はてっきりそれらの行為で「転落死」させられたものだと思っておりましたが。


木星人の時の族のリーダーである鉄ちゃんが、加藤と並ぶくらい人を思い遣れる人間になっていたのには驚きました。

岸本を率先して犯そうとしていたキャラが強姦を止める側に回る程のキャラ改善。

西にきちんとごめんなさいしたら助けてやるとか、何で族やってんだと聞きたいレベルでした。

何があったのでしょう。

沼田の事を下の名前で呼んでいたり、その沼田も鉄ちゃんに殴られても殴り返さなかったり、腐女子的にはちょっとしたカップリング妄想が滾ったりしましたね、アニメ版の鉄ちゃんだと余計に。


逆に完全に犯罪者と化してしまったのが加藤の叔母さん。

食事を与えなかったり、暴力を振るったり、あれはもう完全に児相案件で、加藤に「世の中には児童相談所というものがあるんだよ」と教えてあげたいくらいでした。

原作では外食時の除け者にはしても食事は与えていましたし、歩君が夜中に起きて家を飛び出したら一応「出てっちゃダメ」と声をかけてはいましたからね。

あんな叔母さんだと加藤が死んだ後、歩君がマジで死にかねないので勘弁して欲しかったです。


7話で加藤が鬼塚パイセンを殴り倒すシーン。

「弱い者いじめやめろよな」の台詞がなくなっているのも相まって怖さが増しており、この加藤なら確かに先輩方も避けるわと思いました。

そういやこの加藤が通う高校のBGM、「よくない連中が集まる高校」だからか、戦闘しているような曲で笑いましたw


アニメの岸本、原作より酷くなってません?

原作の岸本も残念な所ありましたけど、更に嫌な子になっていると言いますか。

まずは3話。

「あなたが撃って」はまだわかるとして、その後 何度も計ちゃんに「あなたが撃っていれば」と言うのにはイラッとしました。

ただその後の6話で計ちゃんに「処女をあげれなくて」と言ったので、マイナスだった好感度がゼロに戻りました。

が、またまたその後の10話で計ちゃんに「後ろに隠れないで」と言った事でゼロが再びマイナスになった次第です。

あそこは私も計ちゃん同様「今まで散々 加藤の後ろに隠れてたやつに言われたくねーよ」と思いました。

しかしあのシーンで一番 問題視したいのはそこではないのですよ。

そもそも計ちゃんが誰かの後ろに隠れるかって話なのです。

確かに初めてのスーツなしミッションでしたよ。

しかも人生2回目のミッションでしたし、その怖さは計り知れないものだったでしょう。

しかしそれでも計ちゃんは誰かの後ろに隠れないと思うのです。

百歩譲っても加藤の後ろなのではないでしょうか、隠れるとしたら。


13話で計ちゃんがアパートを破壊する時、鈴木星人に避けられた攻撃が壁に当たった事で偶然 崩れた様になっているのも嫌でしたね。

あのシーン、原作では計ちゃん床も撃っていましたし、原作通り偶然ではなく故意として欲しかったです。

あの絶体絶命の中「死んでたまるか」という思いから、アパートを破壊して星人をまとめて殺そうとする事ができるのが玄野計という人間なんですよ。

喧嘩には弱いけど「生きる力」は強い子。

これではレイカや鈴木のおっちゃんが惹かれるキャラにはならない。

そこら辺がね〜解釈違いと言いますか、原作を超えられない所だなと思いました。


解釈違いと言えば鈴木星人の時の北条。

カヨさんに厳しいこと言っとりましたが、仏像編で加藤、岸本、貞子と一緒にガンツとは無関係の人を助けるようなキャラが、ひたすら無力なカヨさんにあんなこと言うかなぁと思ったり。


そういや北条の声 神谷浩史さんなんですよね。

神谷さんだとはわかりますが、兵長とはまた違った声で良かったです。


とまぁ全体的に不満点の方が多かったのですが、実写やGANTZ:Oと比べたらまだまだ良い方かなと思った次第です。

確かアニメは仏像編後がオリジナルなんですっけ。

そこまで見たら感想も変わるかと思いますので、26話まで視聴後にまた感想記事をUPしたいと思います。