貴腐人の感想と日常

キャラクターを性別問わずカップルにするのが好きな人間による作品感想がメインのブログです。 作品感想以外のことも記事にします。

葬送のフリーレン52話

二日酔いで吐きそうになっているハイターの扉絵で笑いました52話。

やはりヒンメル一行の旅路、スピンオフにしてくれませんかね〜。


というか今週の登場人物紹介欄のメトーデのところに「いい匂い」とあってそれにも笑いましたw

アオリも結構面白いのがあって担当さんのセンスが光っておりますね。


フリーレンとデンケン一行の元へ前回ゼンゼの複製体に脱落させられたエーデル一行の1人、ドゥンストが怪我をしながらもたどり着きます。

ドゥンストによるとエーデルだけではなくブライもあの後ゼンゼの複製体に追い詰められ、脱落した模様。


情報があるので協力しないかとドゥンスト。

「始めからそのつもりだった」とデンケン。

聖典を持っているメトーデがドゥンストを回復します。


ここで複製体は心の働きを精密に模倣しているだけで心はないという情報が共有されます。

しかし未だ術者の情報などはわらないまま。


そこへラヴィーネとカンネが到着し、ラヴィーネから術者の正体が「水鏡の悪魔(シュピーゲル)」という魔物であることが明かされます。

なんでも1番上のお兄さんが大陸魔法協会の零落の王墓攻略の先遣隊だった模様。

この2人の描写が迷宮に入ってから一切なかったので2人とも無事なようで良かったです(´▽`) 

お兄さん様々ですね。


そんなラヴィーネとカンネに対して初めから協力すべきだったとリヒター。

「協力できるような雰囲気ではなかった」「フリーレン達は気が付いたら先に行っちゃっていた」と答えるラヴィーネとカンネ。

2人はやはりフリーレン達と一緒に攻略したかったんですね〜。


更にラヴィーネはリヒターに「ルールがなければ容赦なく仲間を見捨てるタイプ」として安易に協力できないと言います。


デンケン「嫌われたものだな」

リヒター「ふん」

リヒター「確かに俺はおっさんだが、面と向かって言われるとくるものがあるな」

カンネ「…謝った方がいいんじゃない?」

ラヴィーネ「悪かったな。おっさん」

ここのやり取りがすごく各キャラの性格を表していて好きです(*´˘`*)


ラヴィーネによると先遣隊の観測結果だと水鏡の悪魔がいるのは、フリーレンの複製体が守っている扉の向こう側、宝物庫の内部だそうです。

本体は攻撃手段を持たない脆弱な魔物で、倒せば全ての複製体は消えるのだそう。


デンケンの魔力探知とも一致したそうで、フリーレンも宝物庫へ続く扉へかけられた魔法は「命懸けで宝物庫の扉を守る魔法」なのだと言います。

民間魔法の中でもトップクラスのだと言うその魔法を解くにはフリーレンの複製体を倒すしかないということに。


ここで更にラヴィーネが「複製体は時間と共に最深部に集まってくる」という習性があることを教えてくれます。

先遣隊もこの習性によりほとんどが壊滅したとか。


フェルンにより発覚したフリーレンの弱点。

それは「魔法を使うほんの一瞬、魔力探知が途切れること」

ミミックじゃありませんでしたねw

残念w

しかし「他の技量が余りにも卓越しすぎている」ので「この隙を突ける魔法使いなどほとんどいない」とか。

ほとんど…ということはフェルンなら大丈夫と考えて良いのでしょうか。


とにかく作戦会議ということでみんなであれやこれやと話していると、フェルンがフリーレンに「フリーレン様。なんだか楽しそうですね」と声をかけます。

ここから回想。

谷底にいる大きな魔物の影に隠れて作戦会議をするヒンメル一行。

アイゼンが引き付けヒンメルが側面から攻撃、フリーレンは援護射撃という布陣に決まります。

フリーレン「ハイターは?」

ヒンメル「今日は二日酔いで駄目な日だ」

アイゼン「…死んでる」

駄目な日w

いやもう、扉絵からわかってましたがハイターよw

しかしその後の魔物との戦闘ではきちんと立って仕事をしている感じなので僧侶の意地を見せたのでしょう。

ここで回想は終了し、フリーレンは「こうやって、迷宮のボスを倒す為によく話し合ったなって思って」と過去を振り返ります。


話し合いは終わり、いざ攻略となった時にデンケンが「勝てるのか?」とフリーレンに聞きます。

それに対しフリーレンは「大丈夫。攻略できない迷宮なんか存在しない」「私は歴史上で最も多くの迷宮を攻略したパーティーの魔法使いだよ」と答えます。

いやもうこの、何週間か振りのヒンメル一行の登場からのこの、1000年生きる魔法使いのこの迷宮攻略への自信がたった10年で培われたものだと思うとホント…ヒンメル一行がフリーレンに与えた影響力が凄すぎて滾ります。