キャサリン(ケイト母)はケイト様を産んですぐに亡くなり、ケイト様は12歳まで一般的な子供と同じ身体だったが段々と黒くなっていき、やがて今のケイト様になったということが判明した108話。
キャサリンの侍女はケイト様の身体が黒くなってから初めてミラーハウスのことなどをケイト様に教えたようです。
ケイト様は身体が黒くなってからしばらくは家に引きこもり、祖母(キャサリンの侍女)としていた女性から本や生活用品などを運んで貰う日々を過ごしていたが、これ以上は祖母の元に居れないからと祖母に黙ってシャドーハウスに来たようです。
私てっきりケイト様のような人が他にも居て、ケイト様はその中の特別任務を任された人的な予想を立てていたのでびっくりしました。
「ミラーハウス」と言う響きから団体的な想像をしていたので…
いや、確かに貴族の方々が住んではいましたが、結局みなさまバラバラになっちゃってましたね。
ケイト様は思った以上に特殊な環境で産まれ育ち、思った以上に孤軍奮闘なされていらっしゃった。
12歳までは友が居たとはいえそれからのことを考えると、1人で突っ走ってしまう所がある今までの描写に説得力が増しますね。
お陰様な姿から人前に出る事も出来なかったでしょうに。
それでもシャドーハウスが人攫いの館である事を突き止めていたり、やはりケイト様はぐぅ有能。
これで13歳ですよ!
私なら即捕まって見世物小屋にでも売られてそうです。
今回の話を読んで今のケイト様の境遇を振り返るとなんだか嬉しいですね(*´꒳`*)
「偉大なるおじいさま」の脅威は健在ですし、これからもっと大変な事が起こるのでしょうが、今のケイト様にはエミリコや同期組が居る。
ミラーハウスの周辺の村でいつ見つかるかわからない恐怖に立ち向かいながら1人で情報を集めていた頃に比べたら、エミリコが居て同期組が居る今の状況になんだか嬉しさを感じます。
誰一人欠けることなくミラーハウスを取り戻し、祖母の元へ帰れる最終回が見たいです!