PIL/SLASHというゲームブランドから出ているParadiseというボブゲの感想を記事にしていきたいと思います。
本作は18禁なので18歳未満の人や性的、暴力的な表現が苦手な人は読まないようお願いします。
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まずはミツギルートから。
ミツギのおかげで今パラダイス沼の底にいます。
最初はマツダが気になってプレイし始めたんですよ。
久しぶりにボブゲやりたいな〜と思っておすすめソフトを紹介してくれているブログを読んでいたら惚れている人間に暴力を振るうようなキャラだけど魅力のあるキャラだと紹介されていて。
いやマツダもかなり好きなんですけどね。
噂通りの暴力男でしたが、なんというかだからこその魅力があるというか。
とにかく予想通りマツダにハマってマツダ沼を漂っていたらミツギに右ストレート食らわされたんですよ。
「祝福の鉄の味」というBADエンドで。
以下「祝福の鉄の味」初見感想
例え目の前に死体が転がっててもひたすら島から脱出する事しか考えてなかった冷静なキャラがアヅマが死んだら涙を見せるんですよ…こんなん…沼るしか。
言い争いしかしてなかったキャラが最後に見せた涙とかしんどすぎる…無理…好き…これはハマるわもうハマってますが。
そういやミツギBADのミツギって結局タカラに殺されるんですかね？
死体を確認してないからあのルートのタカラ死んでませんよね？
愛した人は殺人鬼になって自決した上にもう1人の殺人鬼に殺されるとかミツギが可哀想すぎる…おまけにミツギルートってNTRもあるでしょ…ミツギが何をしたって言うんだ…
でもBADルートがなかったらミツギにこんなにハマらなかったと思うからBADは要ります〜
ミツギBADでアヅマを失ったミツギが別のルートでミツギを失ったアヅマのように、アヅマの死体の側で夜空を見上げていたら生きていたタカラに襲われて瀕死の重体になりながらアヅマの死体にキスしながら今俺もそっちに行ってやるとか言って死ぬ姿が一気に駆け抜けました。
あが〜ダメだ。
ミツギのあの涙が頭から離れん…マツダルートでマツダがシマダの顔面を殴った時ですらため息1つで済ませてたキャラが主人公が死んだら泣いたんですよ…
そういやシマダの顔面を殴った後のマツダを追いかける主人公を心配してたな…それ以外でもちょいちょいお前も気をつけろって注意を促してくれてて…ダメ、ミツギ好き。
アヅマはお前に任せるので結婚式には呼んでほしい。
米死ぬ程投げつけてやる。
あんな状況で背後から抱きつかれても何の警戒もしないミツギさん…
相手が殴って気絶させてきたのに一発殴り返すだけで話を進めるミツギさん…
ミツギ受ってなしですかそうですか。
キドを殺した後のアヅマがやたら敵意剥き出しだったのは弟を殺したという過去があったから誰かを殺す事に人一倍過剰反応してしまっていたからなんですよね…
ミツギの包容力をもってしてもアヅマの錯乱はどうしようもなかったんだからアヅマが人を殺してしまった以上もう本当にどうしようもなかったんでしょう…
アヅマがおかしくなったのってホンゴウさんの責任が大きくないですか？
死体と一緒に居たからって首締めます？
逃げたアヅマを最初に見つけたのがせめてマツダかタカラだったら…
いや一番はミツギなんだけど。
マツダやタカラなら少なくとも首を締めるなんて事しなかったでしょ。
初見感想ここまで。
以下は別エンド感想です。
●残像効果
もう1つのバッドエンド。
こちらはアヅマがミツギを信じ切れなくなり、そんなアヅマの心情の変化を察知したミツギが気を遣って別行動を取っている間にミツギが…という流れ。
多分こちらのエンドでもミツギはアヅマを信じてくれているみたいなのでそこら辺も含めて非常に切なかったですね…
死にゆくミツギに涙を流し、夜空の星を見上げるアヅマという構図は「祝福の鉄の味」と対象になっているのでしょうか。
ミツギが最期に見たのが星ではなくアヅマの顔だった事に「良かった」と思うアヅマも合わせて切ないエンドでしたね…
●夜空とお前と星々と
ミツギハッピーエンド。
ミツギを信じ切り懐きまくると、別行動もせず、錯乱したキドの説得もミツギがやってくれるので流れが上手くいって2人で島を脱出できます。
このエンドの萌ポイントは何と言っても「お前のためだろ」と座敷牢おせっせ！
集落で見つけた手記の解読を進めるミツギに殺人犯から「アヅマが大切なら手記と船を燃やせ」という脅しのメモが…
この時点でアヅマとミツギの仲を知っている人という事でだいぶ絞られちゃいますけど、ミツギはメモを見て速攻手記を燃やします。
翌日には船も…
これねぇ、ミツギは確かにこうと決めたら行動は早い方なのでしょうが、あまりにも躊躇いがなさすぎてお前この時点で既にそんなにアヅマが大切なのかよ〜ってなったわけですよ。
共通ルートであれだけギャンギャン言い合っていた仲ですよアヅマは。
それをいくら相手の命の危機だからといって、これだけ躊躇いなく、本人（ミツギ）曰く「己の評価を落とすような行為」をなさる性格でしたっけ…それだけアヅマの命が大事か！ってなって萌転がりました三('ω')三( ε: )三(.ω.)三( :3 )三('ω')三( ε: )三(.ω.)三( :3 )ｺﾞﾛｺﾞﾛｺﾞﾛ
そんなミツギに対して「俺のせい…？」と聞くアヅマ。
ミツギの返答は「お前のせいじゃない。お前のためだろ」で壁に頭を打ち付けましたね。
「パラダイス結」でも思いましたが、休養沢ライチさんの言葉のチョイスが本当に秀逸でプロってすごいなぁと思うなどしました。
そりゃアヅマも「ありがとうございます」なんて出会った当初から一度も使った事のない敬語でお礼を言ってしまいますわ。
このシーンはこのやり取りだけでなく例えばキドが死んでいた事を告げられた途端ミツギの腕を取って走るアヅマとか、そんなアヅマの腕を振り払わないミツギとか、そんな2人を探しに来たマツダがミツギがキド殺しの犯人とは思っていなかった事を告げたり等々、萌ポイントいっぱいで萌えました(*´Д`*)
後、何と言ってもミツギの中の人（一条光さん）の「痛てぇよ」の言い方がどちゃくそ優しくてボイスセーブしたやつを聞きまくりました。
そして船を燃やしたのは事実だからと自ら拘束されにいくミツギに付き合い、アヅマは共に座敷牢に幽閉される事に。
狭くて特にやる事のない場所に閉じ込められた心も通じ合った2人がやる事と言えばおせっせ！
最初はここでするのかと躊躇ったアヅマも連日応えるぐらいにはノリノリに。
座敷牢での最初の営みの時にアヅマの背中の火傷についての言及があったり、その火傷を舐める描写があったり、アヅマからミツギへ恩師の代わりなのではないかと言った問いもあってかーなーりー良かったです。
ただまぁこれはマツダルートでもそうなのですが、真相ルートで判明する内容をもう少し盛り込んで欲しいなぁと思ったりはしました。
ミツギルートでわかったのって手記の存在とその内容にまつわる話ぐらいですからね…
後、タカラが恐らく犯人だという事。
本当に何もわからない状態のミツギがあの手記を重要な書物として解読しようとしていたのはさすがミツギだな〜と思いました。
●ホンゴウエンド
いやもう何と言っていいか…
正直爆笑しましたw
多分18禁のボブゲをプレイする人でも苦手な人は苦手なんでしょうが、私は最初宇宙猫で徐々に笑いが込み上げ、「おちんちんがたちそうなひとをつれてきました」で腹筋崩壊しましたねw
お前は何を言ってるんだの画像を常にホンゴウ氏の横に貼りたかったですw
ホンゴウさんはこの言葉責めがインパクトだいぶ強めですがw
それより「祝福の〜」でアヅマの首を締めた方が罪深いと思っております。
ただ「夜空とお前と〜」で死に瀕しながらも脱出の為の鍵を渡してくれた側面もあって嫌いになれないんですよね。
ってか多分ホンゴウさんという穏やかな人でさえ追い詰められたらいきなり首を締めるような事をしでかすって事なんでしょうね。
だとしたらあの中で唯一理性を保ち続けたミツギの方が実は異常なのかもしれません。
という事でしばらくParadiseというかミツアヅとマツアヅの感想をつらつらアップしていきます。
