倒したと思ったフリーレンの複製体が倒せていなかったところから始まりました54話。
しかしフリーレン的には想定の範囲内だそうで。
今後は消耗戦になるようです。
集まる複製体の位置を正確に割り出すメトーデごいす。
というか2次試験のサポート大賞は間違いなくメトーデですな。
さすがいい匂いの人。
しかしそんなメトーデでもゼンゼ、デンケン、フェルンの複製体の位置はわからず、そのままそれぞれが苦手だと思う相手の複製体と戦うことに。
ラヴィーネはカンネの複製体と、リヒターはラヴィーネの複製体と戦い見事に倒しますが、その時ゼンゼの複製体に奇襲されます。
襲われている2人を助けようとデンケンが駆けつけますが間に合わず、リヒターとラヴィーネは瓶を割ることに。
残されたデンケンは勝てぬ相手とわかっていながらゼンゼの複製体に挑もうとします。
そこへユーベル、ラント組が合流し、ユーベルが「ゼンゼが相手なら勝てる」と言いゼンゼの前へ出ます。
ここでユーベルがかつて失格になった試験管殺しの回想が入ります。
2年前の2級魔法使い選抜試験の内容は、「不動の外套」をまとった1級魔法使いのブルグを攻撃魔法で1歩でも動かすことが出来れば合格というもの。
誰も動かすことが出来なかったブルグを動かすどころかたった一撃で殺してしまったのがユーベルでした。
後にゼンゼに「『不動の外套』をどうやって打ち破ったのか?」と聞かれたユーベルは姉が裁縫をしていてそれを見ており、布を切るイメージがあったからだと答えます。
切るイメージができる魔法使いなどいないはずだった不動の外套をイメージで切ってしまったユーベルに、「才覚の問題」として「こいつはいかれている」と思うゼンゼ。
ユーベルはゼンゼに「綺麗な髪の毛だね。切るの大変でしょ?」と言い、部屋から去ります。
回想は終わり、ゼンゼの複製体をあっさり倒すユーベルで今回の話は終わります。
ユーベルの狂人具合再びといった話でしたね。
初登場時こそヤバい奴って感じでしたがそれ以後はむしろ結構コミュ力あるなと思っていましたが…そう言えばサイコパスって表面上は社交的なんでしたっけ。
ユーベルが2次試験に残っていることが今後の課題になるのかもしれませんね。