望月さんこともっつぁんによって語られる記憶を失う前のケンが、瑤子さんが11巻で言っていた「誰にでも優しくて 優しすぎて」「本当は誰にも興味がないんじゃないかと思うくらい」に通じていて、ケンはもしかしたら16世紀で生きる為に20世紀に生まれたのかもしれないな〜と思いました。
16世紀で出会う大切な人達の為に研鑽を積み、そして出会うべくして上様や夏さん達に出会ったのだと。
お父さんが考古学者で上様の遺体の在処について踏みこんでいた事も決められていた事なのかもしれませんね。
信シェフは基本史実通りに進み、タイムスリップ以外は魔法やSF的な要素のない作品なのでついつい忘れがちですが、何故ケン達だけが16世紀に飛ばされなくてはいけなかったのか、果たして偶然だっのかそこまでは描かれないかもしれないと思ってはいますが、現代人との絡みでそこら辺も描かれたら興奮します。
まぁ読者の知らぬ所でケンのお父さん側も飛ばされている的な事があるやもしれませんが。
「〜いい出会いがたくさんあったんだろう」のとこの人物達にジーンとキました(⸝⸝⸝ᵒ̴̶̷̥́ ⌑ ᵒ̴̶̷̣̥̀⸝⸝⸝)
上様が一番大きくて、その隣りに夏さん、秀吉さんと井上さんが半分なのがご愛嬌w
というか半兵衛さんはきっちり真ん中に居るのに秀吉さん何で切れてるんですかww
蘭丸はちょっとデフォルメになってますしw
可成さんや真ん中に居る半兵衛さん、武田親子、上杉様と鬼籍に入られた方も居て…
可成さんが亡くなられたの6巻なんですよねぇ…
今はもう32巻。
作中の年月がいくら経とうが、ケンの中に可成さんはずっと居るんだなあと思うとしみじみしました。
そして上様の存在がケンにとってどれほど大きいのかも。
ケンの底にある誰にも触れられないはずだった琴線にめっちゃ触れて、ケンの「特別」になった人。
そりゃあこれだけ大きな存在にもなります。
可成さんが亡くなるまでを読み返していたら確かに最初の方のケンってどこかロボットじみているというか、今より表情が薄い気がしますもんね。
ケンの特別な人達がケンに豊かな表情を与えてくれたのだと(・∀・)ニヤニヤします。