今やってるマハト編(勝手に命名)かなり良いですね。
今までのお話も良いです。
というかこのマンガはいつも期待通りのマンガを見せてくれるのがすごいなぁと思います。
キャラの性格が変わったり、キャラそのものが変わったり、今までの出来事を破壊するような展開だったりがないので安心して読めます。
オアシスのようなマンガです。
そんなオアシスマンガで初期から徹底して「分かり合えない」事が描かれている魔族の深堀が、マハトを通じてされているような展開にワクワクします。
最近はメトーデさんはもちろんヒンメルすら出て来ないので長らく感想記事をアップしていませんでしたが、このマンガは「魔王を倒した事」から始まりますからね。
その「魔王」側の内面の一部を覗き見れたとなっては記事もアップしたくなるってものです。
この世界の「魔」は人類にとって完全に「害」となる存在として描かれているのも良いと、ハマりたての時の記事に書きましたがね〜今週の最後のシーンを見てたらむしろ人類よく生き残ったなと思いました。
まぁ人類もフランメとか南の勇者とかヒンメルとか、とんでもない強さの人達を生み出していますからね。
というかマハト編で更に南の勇者の強さが上方修正された気がします。
あの人どんだけ強かったの。
マハトの話に戻りますが、「人類を好きになった」と思いながら人類に殺し合いをさせるってもう、こんなのとどう分かり合えと。
ハーメルンのバイオリン弾きを思い出しましたね。
ハーメルンも魔族が徹底して人類にとっての「害」として描かれてたな〜と。
ただハーメルンの魔族は「悪意」はあったと思います。
あったと言うか、悪意しかなかったと言うか。
それにフリーレンとは逆に「魔王を倒しに行く」話でしたしね〜
そんな絶対に分かり合えない種族の、めっちゃ強い部類に入る奴に師事する境遇で育ってしまったデンケンさんの心境たるや…
どう決着が着くのか、目が離せません。